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Shota Maehara's Blog

ルネ・ジラール「欲望の三角形」

Posted by Shota Maehara : 11月 4, 2010

欲望の充足に限界はない

ルネ・ジラールの欲望の三角形ってご存知でしょうか?
主体・他者(主体から見た他者)・対象が存在する状況において、他者が対象を欲望する時、主体もそれを真似て欲望するという説です。このとき、主体が対象を直接欲望することはないと考えられています。他者の欲望を自分の欲望と勘違いして欲望しているので、この主体における欲望は無限な訳であります。

ルネ.ジラールは人間には自発的な欲望がないという。
性欲や食欲というのは要求であるから、食欲ならば何かを食べれば満たされるわけであって、欲望というのは厳密に言えば対象を選択するものである。
ジラールはこの欲望を「媒体」「対象」「主体」というシステムにおいて、これらの関係を「欲望の三角形」という風になづけた。

「媒体」というのは宣伝であり、例えば有名ブランドの服を欲しいと思うのは有名人が着ているからで、この有名人が「媒体」となり、「主体」すなわち消費者である我々に「対象」としてのもの欲することを煽っているという、これが彼の言う「欲望の三角形」である。(以下参照『欲望の現象学』、『暴力と聖なるもの』、関連するものとしてスタンダール『赤と黒』など)

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