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Shota Maehara's Blog

 リーダーシップの確立不可欠/兵士も困窮 軍の力に衰え

Posted by Shota Maehara : 9月 28, 2007

1988年の民主化要求運動では学生が立ち上がり、5か月かかって市民が合流した。今回は軍政に対する19年間のうっ積した不満が燃料費の大幅値上げを機に爆発した形だが、これだけのスピードでデモが拡大したのは、やはり学生に代わって、男女や世代を問わず国民の尊敬の対象である僧侶が動いたためだ。

かつての学生運動が根絶された今、僧侶は、生活困窮の悩みを抱えた信徒と接する中で自分たちが立つしかないと感じたのだろう。軍政にとっても想定外の事態で、対応に苦慮した様子がうかがえる。

デモは、軍政への不満を示すことには成功しているが、今後はいかに具体的な要求を軍政に認めさせていくかが問われる。そのためには、リーダーシップの確立と交渉窓口の一元化が欠かせない。それがなければ、徹底した武力による封じ込めで再び多くの血が流され、冬の時代を再び招きかねない。

(読売新聞朝刊、2007年9月27日(土)、根本敬・上智大学外国語学部教授・ビルマ近現代史)

デモ参加者の多くは、軍政に対して意を決して臨んでいる。強硬策で彼らの行動を封じ込めることはできまい。

軍政も対応で割れている。トップのタン・シュエ上級大将による弾圧支持に対し、司令官らが従わなかったとの情報もある。兵士も軍政を支える公務員も一般大衆同様に困窮している。軍が国民の間に張り巡らせた情報網も完全ではなくなった。軍の力は衰えている。

今回のデモが総体として要求しているのは政治の平和的変革で、一部にある「軍政打倒」ではない。軍政との対話・交渉を通じた解決だ。軍を政治から排除することはできない。軍との対決を望んでいるのでない。

日本は経済的にミャンマーに影響力がある。軍政に政治・経済改革を促す努力をしてほしい。

(同上、在タイの反ミャンマー軍政組織「ビルマ連邦国民評議会」ソウ・アウン報道官)

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